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家の選び方のポイント7選!みんなこうやって探してます

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現役住宅営業マンのケイです。

「みなさんどうやってハウスメーカーを選んでるんですか?」

住宅展示場へ相談に来られるお客様からこんな質問を受けることがあります。

いろんな会社のモデルハウスを見学すると、「耐震性能は当社が一番優れています!」とか「断熱性能はうちが一番高いです!」といった説明を散々されます。

それぞれ良いのはよく分かったけど、どこも同じようなことを言うので、違いが分からずどうやって選べばいいのか分からなくなってしまうんですよね。

本記事では、ハウスメーカーを選ぶ基準、選ばれているポイントについてご紹介させていただきます!

 

  

耐震性

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東日本大地震熊本地震大阪北部地震、北海道地震と、過去10年以内に大きな地震が発生しています。

したがって家を選ぶのポイントに耐震性を重視される方はかなり多いです。

一戸建て住宅は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3種類が大半を占めており、それぞれ地震に対する備え方や考え方が異なります。

また建築基準法を最低限満たしている住宅もあれば、何度襲い来る大地震に対しても倒壊することなく耐え続ける住宅もあります。

特に地場の木造工務店と大手ハウスメーカーでは、耐震性に大きな差があります。

地震が不安であれば耐震性に着目してハウスメーカーを選びましょう。

 

快適性

家の快適性、すなわち断熱性や気密性の高さで選ぶパターンです。

断熱性や気密性が高いということは、家の保温効果が高いことと、家の隙間が少ないため、一度温めた空気を逃さずに保温する性能に優れています。

骨組みが鉄で出来ている鉄骨造は、暑さや寒さが伝わりやすく断熱の対策が必要になります。

対して骨組みが熱を伝えにくい木で出来ている木造住宅は、断熱性・気密性が高い傾向にあります。

快適性に優れた住宅を選ぶために、国の省エネルギー基準「ZEH(ゼッチ)」を満たす住宅を選択すると間違いありません。

ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、「快適な室内環境」と「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅をいいます。

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(引用元:ZEHに関する情報公開について

ZEHを満たす住宅に対しては補助金が交付されるため、家の性能を上げる費用負担も少なくすることが可能です。

他にも全館空調システムを導入しているかどうかも判断基準のひとつになります。

 

間取り・デザイン

自分たちが希望する間取りや外観デザイン、インテリアが実現できるハウスメーカーを選ぶという人もおられます。

間取りに関していえば、長方形など四角いシンプルな形状の家はどんなメーカーでも対応できますが、変形している敷地に合わせた間取りなど、特殊な形状に対応できるメーカーはそう多くはありません。

大手や中堅ハウスメーカーは、ある程度の設計ルールや対応範囲が決まっていることが多く、中でも特に鉄骨系プレハブメーカーは設計自由度が低くなりがちです。

(自由度が高い鉄骨商品もあります。)

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メーカーごとに間取りやデザインの得意不得意があるため、あなたのこだわりが実現できるかどうかは早い段階で検討することが大切です。

 

メンテナンス性

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(引用元:外壁塗装なら街の外壁塗装やさん

家を長持ちさせるためには、必ず定期的な点検とメンテナンスが必須。

主に屋根・外壁・バルコニーなど外部の防水メンテナンスが必要になります。

屋根は15年〜30年で葺き替え、外壁は15年スパンで再塗装や目地打ち替え 、バルコニー防水は15年程度が一般的です。

外壁の塗り替えは足場を組み、35坪の建物で100〜150万円ほどの出費となってしまいます。

誰もがメンテナンスにお金を掛けたくないのが至極当然でしょう。

近年では外壁塗装の品質がよくなっていたりと、30年間メンテ不要と謳い補修等の周期を長くさせるものが多くなっています。

タイル貼りの外壁はそもそも塗り替えの必要がなく、メンテナンス費用を大きく削減できるのが特徴。

他にも屋根材やソーラーパネル、設備関係でもメンテナンス性の良し悪しは必ずチェックしておきたいところです。 

 

価格面

気に入ったハウスメーカーがあったとしても、予算オーバーで買えなければ意味がありません。

ローコストメーカー等で坪単価40万円〜、坪単価80万円以上するハウスメーカーもあります。

坪単価が40万円違えば、30坪の建物で1,200万円もの差になります。

あなたの世帯収入や自己資金の額により、選べるメーカーは限られてくる可能性もあります。

無理して買ったとしてもローンの支払いが生活を圧迫してしまっては元も子もありません。

かといって高いのには理由があり、安ければ良いというものでもありませんので、予算に収まる価格とあなたが住宅に求めるもの、この両者のバランスを考えましょう。

 

土地の立地・周辺環境

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建売住宅や家を建てるための土地を購入する場合は、立地や周辺環境に重きを置くことになります。

土地を探すとき、駅からの距離、教育施設、スーパーなどの商業施設、実家の近く、通勤の利便性、治安など様々な諸条件から絞り込んでいきますが、子どもの学校区限定など、あまり土地が売りに出ない地域で条件を絞り過ぎるとなかなか簡単には見つかりません。

そして気に入った土地が「建築条件付き土地」であれば、その土地で家を建てられる業者が決まっているため選択の余地がありません。

このように土地の立地や周辺環境を中心にして、家選びがされていることが大いにあります。

 

営業マン

「担当してもらった営業担当者が、誠実で信頼できるから選んだ」

このように営業マンで家選びをする人もおられます。

住宅に関する知識量や提案力、仕事の速さやお客さんに対しての応対など、営業マンによって全然レベルが違ったりします。

あなたの家づくりの窓口になる営業マンの役割はかなり重要です。

私の周りでもいつもクレームを抱えてる営業マンがいますが、普段の仕事を見ていると、対応の悪さやレスポンスの遅さ、社内の連携の悪さなどでクレームに発展しているようです。

デキる営業マンはクレームになりそうなときは、まずはいち早くお客さんの元へ行って謝罪し、挽回するため対応に全力を尽くします。

担当してもらった営業マンが良かったら、知り合いが家を建てると知ったときには、その営業マンを紹介したくなります。

こうして売れている営業マンは、オーナーからの紹介だけで契約を挙げ続けているのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では7つの理由に絞ってご紹介しましたが、その他にも「ブランド、大手の安心感、保証制度、アフターサービス」など選ぶポイントは多様です。

家を探し始めたばかりであれば家の選び方がわからないのは当然です。

いろんなモデルハウスを見学したり、知り合いや営業マンからの話を聞いてみて、徐々に家選びの判断基準や優先順位が見えてくるものです。

ご紹介したポイントにも是非とも着目していただき、あなたの後悔のない家選びのお役に立てたら幸いです。