家を買うなら必見!5つの防犯対策で泥棒から大切な財産を守る
現役住宅営業マンのケイです。
新築一戸建てをお考え方なら、家の『防犯面』って絶対に気になることですよね。
普段お客さんと話をしていて、「泥棒に入られたことがある」という方の多さにいつも驚かされています。
そんな経験がある方は、家づくりにおいても防犯対策を一番に重きを置かれていますが、反対に防犯意識が低いと感じる方もいらっしゃいます。
当記事では、これから家を買う人向けに防犯対策のポイントをご紹介します。
泥棒の手口
対策を講じる前に、まずは敵の手口について見てみましょう。
一戸建て住宅の被害でもっとも多いのは『窓からの侵入』で、全体の約57%にものぼります。
(出典:警視庁住まいる防犯110番)
この結果から防犯対策は、まず窓の対策が必須だということがわかります。
では次に侵入手段ですが、『ガラス破り』が約38%、『無締り』が約45%になります。
(出典:警視庁住まいる防犯110番)
いかがでしょうか?
無締りが半数近くを占めているように、泥棒はちょっとした油断や隙を狙ってきます。
「近所へ少し買い物に行くだけだから。」と窓や玄関、勝手口など施錠せず出掛けてしまうと、いとも簡単に入られてしまいます。
ガラス破りに関しても、窓ガラスの種類によっては侵入するのが容易なようです。
泥棒に入らせないためには、簡単には入れないと諦めさせることが重要です。
侵入をあきらめる時間は次の円グラフの通りです。
ご覧の通り『5分以内』で約70%が諦め、『5分を超える』と約90%の泥棒が侵入を諦めるようです。
時間が掛かってしまうと、住人が外出先から帰ってくる恐れや、近隣住民に見つかるリスクが上がるためですね。
データを見る限り、防犯対策にはなるべく時間をかけさせるということが重要となります。
具体的な対策法
泥棒の手口を把握した上で、新築一戸建てにおける具体的な対策法をご紹介します。
シャッター・雨戸
窓の防犯対策にはシャッター雨戸が必須です。
視覚的に有効でシャッターが閉まっている窓を泥棒はわざわざ狙わないでしょう。
住宅用のシャッター雨戸は主に3種類。
窓を開けて手で上げ下げする『手動式』、ボタンを押すと自動で開閉する『電動式』、自由に角度を調整できるルーバーがついた『ブラインド式』があります。
電動式のメリットは、いちいち窓を開けなくてもシャッターを開閉できることです。
ブラインド式は、外の光を取り入れながら防犯・通風・プライバシーの確保ができるのが特徴です。
《ブラインドシャッター》
(引用元:https://www.ykkap.co.jp/products/window/shutter/x-blind/)
防犯ガラス
近所へ少し外出するのに、防犯のため毎回シャッターを閉めるのは面倒なこと。
そんな時は窓ガラスに『防犯ガラス』を採用するのもひとつです。
防犯ガラスは通常の窓ガラスより破壊されにくい構造となっており、はるかに防犯性能が高いといわれています。
バールなどの固い工具で窓ガラスを打ち破ろうと思っても、5分以上掛かるものであればほとんどの泥棒は侵入を諦めることでしょう。
(引用元:https://www.ykkap.co.jp/products/window/glass/security/)
防犯ガラスが標準仕様のハウスメーカーもありますが、一般的にはオプション仕様となっています。
価格は窓の大きさによりますが、掃き出し窓であれば一箇所あたり2〜3万円程度で防犯ガラスへ変更可能です。
外構計画
駐車場や門、塀、庭などの外構計画によっても防犯面に違いがあります。
門や塀、生垣などで建物周囲を全て囲う『クローズ外構』は、直感的・視覚的にも敷地内に入りにくいと感じ、防犯面に優れているといわれています。
しかしその反面、泥棒に一度侵入を許してしまうと、外部から目立たないというデメリットも存在します。
(引用元:http://www.ex-katayama.com/)
クローズ外構に対して、門や塀で建物周囲を囲わない開放的な『オープン外構』。
こちらは敷地内には簡単に入れるものの、道路や周囲からは常に丸見えであるため、泥棒にとっては逆に作業がしにくく、防犯面に優れるといわれています。
(引用元:https://www.kougetu.co.jp/)
防犯設備
家の外部に取り付ける防犯設備も忘れてはいけません。
もっともメジャーなものは『防犯ライト』で、人感センサーにより不審者を感知すると、まばゆい光や音を発して威嚇して未然に侵入を防ぐ役割があります。
特にオススメな防犯ライトをいくつかご紹介します。
センサーライトだけでは不安な場合は、『防犯カメラ』も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
最近では高性能な防犯カメラが手頃な価格で購入できるようになったため、導入している家も多くなってきています。
防犯カメラでオススメの商品は以下の通りですので参考にしてください。
ホームセキュリティ
最後にご紹介するのが『ホームセキュリティ』です。
もし施錠忘れやガラス破りで侵入を感知すると、近くの待機所にいるガードマンが現場へ急行し、状況確認と対処を行います。
住宅街を見渡してみると、ホームセキュリティのステッカーを貼っている家が数多くあります。
ホームセキュリティを導入していることが分かるため、そのステッカー自体が防犯対策にもなり得るといわれています。
初期の工事費用と3,000〜3,500円程度の月額費用が掛かりますが、さらなる安心のために導入してはいかがでしょうか。
以上、一戸建て住宅における防犯対策のポイントをご紹介しました!
あなたの家づくりの参考になれば幸いです。