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【家の間取り】あなたにとって理想のLDKの広さは?

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注文住宅の間取りを考える上で家のメイン空間となる『LDK』、つまり『リビング・ダイニング・キッチン』の広さについて悩んでいる人は多いです。

では、LDKは一体何畳くらいとるのがベストなのか?

この疑問に関しては、家に住む家族の人数やその家族の住まい方によって適切な広さは当然違ってきます。 

住宅会社の提案通りの間取りで家を建てた後、「想像してたよりもLDKが狭かった。」、「もっと広いLDKを作れば良かった。」と後悔なんて絶対にしたくないですよね。

しかし住宅展示場に来場されるお客様でも、数年前に家を建てたばかりなのにこのような後悔の念をこぼされている方が実は少なくはありません。

そんな後悔をしないため、あなたにぴったりなLDKは一体どれくらいなのかということを考えてみましょう!

 

 

LDKの面積を決める3要素

まずLDKの必要な広さを決定づける物理的要素は大きくは下記の3つです。

  1. キッチンの形式
  2. ダイニングテーブルの大きさ
  3. ソファの大きさ

一つずつ詳しく考えてみましょう。 

 

キッチンの形式

どのようなキッチンを選ぶかによってキッチンスペースの必要な広さが決まってきます。 

代表的な3種類のキッチンスタイルをみてみましょう。

 

壁付けキッチン

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(引用:http://sumai.panasonic.jp/kitchen/set_plan/detail.php?id=refoms08

 

最も省スペースで収めることが可能な壁付けキッチンは、キッチン本体と食器棚をL型に配置することでスペースが空いている中央にダイニングテーブルを置くことができます。

通路が少なくなるために、8畳程度でキッチンとダイニングの空間が確保することができます。

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対面キッチン

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(引用:https://www.homes.co.jp/renovation/c-50053/case/60969/


壁付けキッチンの次にスペースが必要なのは対面キッチンです。

キッチン本体とカップボード(食器棚)との通路を要しますが、その通路幅によっても若干必要な広さが変わってきます。

この通路幅は広すぎても狭すぎても使いにくいため使い勝手にあった通路幅を確保します。

最低でも80cm以上、広くても1m20cm以内に抑えることがほとんどです。

一般的な90cmに設定すると、ダイニングキッチンの広さは10畳必要になります。

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アイランドキッチン

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アイランドキッチンを採用しようと思うとキッチンの両サイドに通路が必要になるため、必然的に広いスペースが必要になります。

アイランドキッチンとダイニングテーブルを横並びにする人気の配置にしようと思えば、ダイニングキッチンで最低でも12畳、余裕を持たせるなら14畳は確保したいところですね。

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ダイニングテーブルの大きさ

当然ですが置きたいダイニングテーブルの大きさによって用意するスペースは変わってきますよね。 

つまり家族の人数によってダイニングスペースは決まります。

4人家族であれば4人掛け、5人以上なら6人掛けを置きたいところ。

ただし4人家族でも両親や友人がきた時など、みんな一緒に座りたいということであれば6人掛けが必要になります。

一般的な4人掛けテーブルは1m20cm〜1m50cmです。 

4人掛けテーブルの両サイドと椅子を引いたときでも背後を人が通れるスペースを確保するには6畳は必要になります。

6人掛けテーブルは1m80〜2m以上と多くのスペースを要するためダイニングスペースで8畳は確保したいところです。 

ただし厳密にいうと、ダイニングテーブルの片方をキッチン背面にくっつけて、通路をもう片方のほうに限定すると、6人掛けテーブルでも広さは6畳で収めることも可能です。

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ソファの大きさ

リビングのスペースに影響を及ぼすものはソファの大きさですね。

一戸建てであれば2人掛け3人掛けくらいのソファがよく選ばれていますが、2人掛けであれば横幅が約1m50cm〜1m80cmになります。 

リビングとしては6畳確保すると十分配置可能です。

これが3人掛けソファになるとどうでしょうか。

2mを超える大きさになるため6畳で収まらないことはないですが、スペースに余裕がないため少し狭く感じられてしまうでしょう。

3人掛けソファやカウチスタイルのソファを置くなら、リビングの広さは8畳は確保したいところです。

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LDKの広さについて

キッチン・ダイニング・リビングでそれぞれ必要な広さが何となく掴めたでしょうか? 

例えばあなたが「対面キッチン、ダイニングテーブルは4人掛け、リビングはそんなに大きなソファは置かない」とお考えであれば、ダイニングキッチン10畳+リビング6畳=LDK16畳で良いわけです。

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それとも「ダイニングは6人掛けテーブルを置きたい、リビングも大きなソファでゆったりくつろぎたい」ということであれば、ダイニングキッチン12畳+リビング8畳

=20畳は必要ですね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか? 

家の中でも家族が集い、多くの時間を過ごすことになるLDKは、やはり快適な空間に仕上げたいものですよね。

実際にあなたが必要かと思うLDKの広さは、間取りを決める前にはあらかじめ実物大を見ておくことを強くおすすめします。

そうすることでイメージをつけておけば住んでから後悔することも少なくなります。

各住宅会社では建売住宅や入居宅を見学できるイベントが用意されているため、積極的に参加してみて広さの確認をしてみましょう!