「対面キッチン」にも色々種類があります。あなたにぴったりなタイプは?
キッチンの形式の中でも最も多く採用されているものは「対面キッチン」になります。
対面キッチンと一口に言ってもその種類たくさんの数が存在します。
使い勝手やデザイン・価格も様々なので、あなたにピッタリ合う対面キッチン選びの参考にして頂ければと思います。
腰壁対面キッチン
(引用:http://sumai.panasonic.jp/kitchen/set_plan/detail.php?id=refoms04)
対面キッチンの中でもこの腰壁対面型を見たことがある方は多いかと思いますが、こちらがもっとも一般的な形式でありコスト面も比較的抑えることができます。
シンクや作業スペース前に腰壁(こしかべ)を立てて手元を隠すとともに、コンロ前は天井までの壁で完全に覆われているので、料理をしている時に周囲へ油はねやニオイの飛散を軽減させることができます。
ダイニングやリビングに料理のニオイを広げたくない人にはぴったりですが、調理器具の使用中には目の前に壁があるため開放感には欠けます。
開放感が欲しい場合には腰壁がコンロ前まで続いているタイプがあります。
(引用:https://www.sumailab.net/kataseshizu/work_photo/282/5172/2/)
閉鎖感は解消されるのですが、見ての通り調理中のニオイがダイニングやリビングに漏れてはしまいます。
上の写真のような背面にタイルを貼ったり壁紙を貼り分けたりすると、一気にオシャレなキッチンになって印象もガラッと変わりますね。
ペニンシュラキッチン
ペニンシュラとはラテン語で「半島」を意味し、「島」をイメージするアイランド型キッチンの片一方が壁にくっついて半島に見えるためこのような呼び方となっています。
(引用:http://sumai.panasonic.jp/kitchen/set_plan/detail.php?id=lacucina23)
ペニンシュラキッチンは「フラット対面型」とも呼ばれ、手元を隠すための腰壁がなくカウンターに奥行きがあります。
そのカウンターの奥行きを生かして、カウンターチェアに座ってそこで朝食や軽食を摂ったり、出来上がった料理の仮置き場にしたりと様々な活用ができます。
実用性を重視するならば背面に収納スペースを設けることで利便性も望めますね。
デメリットとしては、リビングやダイニングから手元が常に丸見えであるため、いつでもキレイに片付けておかないといけないということです。
あなたの家に来客がほとんどなければ気にならないかもしれませんが、急な来客時には生活感が見えやすい部分にはなってきます。
その点、腰壁タイプなら手元が隠れているので、多少片付けや掃除が行き届いてなくてもごまかすことが出来てしまいますよね。
ラウンドアクセスキッチン
(引用:http://sumai.panasonic.jp/kitchen/set_plan/detail.php?id=l-class20)
パッと見た感じはなんでもない普通のペニンシュラキッチンに見えるこの『ラウンドアクセスタイプ』。
特徴は反対側からもコンロやシンクが使えてしまう点なんです。
家族で一緒に料理を楽しんだり、ホームパーティを楽しむ、なんてときにはこのラウンドアクセスキッチンは作業効率が上がります。
↓↓ キッチンの種類や形状に関してはこちらをご覧ください。