新築で採用されているキッチンはこれだ!形状や使い勝手を徹底比較!
夢のマイホーム購入!奥様は特に毎日使うキッチンはこだわりたいところですよね。
お気に入りのキッチンであれば料理も楽しくはかどることでしょう!
では、みんな一体どんなキッチンを選んでいるの?
そんな疑問に、料理もバリバリしている現役住宅営業マンのわたくしが、新築一戸建てのキッチンについてご紹介したいと思います!
キッチンの形状
キッチンの形状でよく採用されているものは大きく4種類。
- 対面キッチン
- アイランド型キッチン
- 壁付けI型キッチン
- L型キッチン
それぞれの特徴とメリット・デメリットを見てみましょう!
対面キッチン
(出典:Panasonic HP)
現在もっとも採用率が高い形式は『対面キッチン』になります。
バブル崩壊後の1990年代から家族のコミュニケーションを重視する家庭が増え、奥様も料理をしながら家族と会話が楽しめる対面キッチンが現代も主流です。
対面キッチンのメリットは、上記の通り料理をしながら会話を楽しめることや、リビングの位置次第でテレビを観ながら料理ができることです。
近年ではキッチンの収納量が増えてきて、以前のような吊戸棚をつけない家がほとんどになってきました。
吊戸棚の有無で開放感は全然違ってきます。
【参考】対面キッチンで吊戸棚がある場合
↓↓対面キッチンの種類に関してはこちら!
アイランド型キッチン
(出典:クリナップHP https://cleanup.jp/kitchen/centro/)
アイランド型はキッチンが「島」のように壁から独立していている様子から名付けられています。
アイランド型の最大の魅力はなんといってもそのスタイリッシュなデザインです。
住宅展示場に展示されているキッチンはハイグレードなアイランド型が多く、お客様も口を揃えて『アイランドキッチンで料理するのが夢!』と憧れを抱かれています。
しかし、アイランド型はキッチンの両サイドに通路が必要となるため、スペースに余裕がなければまず成り立ちません。
キッチンの反対側には写真のように収納棚を設けることができるので、細々とした収納スペースを確保することができます。
アイランド型はキッチン自体のコストも高くなることや、スペース的な問題で断念される方も比較的多いです。
壁付けI型キッチン
(出典:タカラスタンダードHP)
壁付けキッチンは、採用数自体は決して多くはありませんが、知られざるメリットがあります。
限られた敷地で家を建てるときにはLDKの広さにも限りがありますよね。
そんなときに壁付け型はオススメで対面型などに比べると、キッチンが省スペースで済むためリビングやダイニングの広さを確保することができるのです。
対してデメリットとしては、リビングダイニングに背を向けて料理する形になってしまうため、家族と顔を合わせて会話しながら料理したり、テレビを観ながらということができないことです。
またキッチンに区切りがなくて常に丸見えとなってしまうため、いつでも綺麗にしておかないといけないことも挙げられます。
L型キッチン
(出典:Panasonic HP , http://sumai.panasonic.jp/kitchen/set_plan/detail.php?id=l-class10)
L型キッチンはシンクと作業スペース、コンロなどの調理機器をL型に配置した形式になります。
最大の特徴としては、基本的に90度の動きで作業ができるため、少ない移動距離で効率が良く料理をこなすことができます。
ただし、L字のコーナー部分は手が届きにくくデッドスペースとなってしまうため、活用法を考えなければなりません。
まとめ
キッチンは主婦にとって仕事の場であり、家の中でももっとも重要視されるアイテムのひとつです。
実際の使い勝手や収納量、デザインなどはカタログ上ではなかなかイメージができないもの。
ハウスメーカーの住宅展示場では、様々な形状やメーカーのキッチンが多数展示されているので非常に参考になると思います。
気になるようなキッチンがあれば実際にショウルームへ足を運んで、実物を見て触れて体感しながらあなたの理想のキッチンを見つけましょう!