『良い営業マン』を見極めるための7つの要素
注文住宅を建てようと検討中のあなたに是非知ってもらいたいこと。
それはハウスメーカー選びと同じくらい『営業マン選び』が大切だということです。
わたしは現役住宅営業マンとして、日頃からたくさんの営業マンを見ているので、家づくりが成功するか失敗してしまうかは、営業マンが大きく影響していると感じています。
ですが出会いから契約までの短い期間だけで、営業マンを見極めることは難しく、親切だった営業マンが契約を交わした途端に態度が一変、不親切な対応になったというような悲しい声が後を絶ちません。
本記事では、そんな失敗をしないために『良い営業マン』を見極める為の7つの要素をご紹介します!
良い営業マンの特徴
周りのデキる良い営業マンの特徴は以下の通りです。
当てはまる項目が多ければ多いほど、優秀な営業マンである可能性が高いでしょう。
約束を必ず守る
「えっ?約束を守るなんて、そんなの当たり前じゃないの?」
誰もがこう思うかもしれませんが、意外とコレが出来ていない営業マンは多いです。
例えば、お客さんから受けた質問を、「今はちょっと分かりかねるので調べておきますね!」と調子良く返事したものの、その後ちゃんと回答してもらえなかったり、依頼していたことをやってくれていなかったり、お客さんとの約束を守れない営業マンがいます。
『約束を守る』ということは、まず人として当然のことですが、面倒なことは後回しにして約束を平気で破るような営業マンは、同じことを繰り返すため信用できません。
時間をきちんと守る
営業マンに限らず時間にルーズな人は、『自分に甘い』という解釈をされます。
心のどこかで「少しくらい遅れてもいいか。」と思うところがあり、時間にルーズなだけでなく、他のことにも無責任である可能性があります。
わたしの周りでも、いつも約束の時間に遅れてくる人がいましたが、そういったひとに対してはやはり何かを任せようという気持ちになりません。
約束した時間を常にきちんと守れるひとは、仕事においても納期を守るなど、責任ある行動が出来る人だと思います。
質問に対する回答が適切
あなたの周りでこちらの意図することがうまく伝わらず、意思疎通がしにくい人っていませんか?
わたしの周囲でもお客さんの質問に対して、的外れな回答をしてしまっている営業マンをたまに見かけます。
また専門用語が多く、理解しにくい説明ばかりする営業マンも避けたいところ。
あなたの知りたいことに対して、簡潔に分かりやすく丁寧に説明してくれる営業マンを探しましょう。
聞き上手である
売れている営業マンは、決まって『聞き上手』なことが多いです。
聞き上手というのは、ただ単に相手の話を聞くだけではなくて、相手に気持ち良く話をさせて本音まで引き出してしまうのです。
聞き上手な営業マンは、有効的な質問によってあなたのニーズを汲み取り、家づくりにうまく反映してくれるでしょう。
反対に、商品説明や他社の悪口などばかりの営業マンは、あなたの家づくりに対する夢や希望を聞くよりも、売り込むことが最優先と勘違いしているためオススメできません。
報連相がマメ
報連相とは『報告・連絡・相談』のことですが、これがマメにできている営業マンが理想です。
何か問題が発生したときも、施主であるあなたに報告や連絡がきちんとあれば安心できますし、日頃から設計士や現場監督と相談も欠かさず、社内の担当者間の連携が取れているとミスも減らすことができるのです。
報連相が少ない営業マンが担当になってしまうと、「本当に任せて良かったのかな。」と不安になってしまうかもしれません。
親身になってくれる
表面上の付き合いではなく、あなたに親身になってくれる営業マンがいます。
あなたの家を自分が住むならどう思うか、という観点でアドバイスをしてくれます。
また多くの物件を担当してきた営業マンであれば、これまで蓄積された経験や知識をもとに、あなたに最適な提案をしてくれるでしょう。
プロとして「それはやめておいた方がいいと思いますよ。」と、根拠のある道筋をはっきり示してくれることも大切な要素のひとつです。
自分の家を建てている
注文住宅を考える上で、家を建てた経験があるひとの意見はもっとも参考になります。
ましてや営業マンがすでに自分の家を建てていると、より具体的で的確なアドバイスを受けることが可能です。
かく言う私も自宅を建ててからは、お客様より「◯◯さんのお宅は、この点に関してはどうされたんですか?」と、経験談を聞かれることがかなり多くなり、説得力のある提案ができていると思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ハウスメーカー選びの決め手として、『営業マンが良かったから』という声が意外と多く、あなたの住まいづくりにとって営業マン選びは非常に重要です。
時には『合わない』と思った営業マンであれば、遠慮せずに担当変えをしてもらうこともアリです。
出会いは一期一会。
あなた様が素敵な営業マンと出会えることを願っています。
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