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「2階が暑い!」一戸建ての猛暑対策4選

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夏に2階へ上がると『モワッ』と蒸されるような暑さを感じたことがあるかと思います。

近年、連日の猛暑もあって「2階の寝室が暑くて寝苦しい。」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

また、日当たりの関係などで2階にリビングをつくる家もありますが、そうなれば2階の暑さ対策は重要なポイントとなります。

 

2階が暑くなるのにはいくつかの原因がありますが、暑さを和らげる対策方法もちゃんと存在します。

今回の記事では、毎年くる夏の猛暑を乗り切るため、夏の暑さ対策4選を現役住宅営業マンの私がご紹介いたします!

 

 

2階が暑くなる原因

まず2階(最上階)が暑くなる原因は大きくふたつ。

ひとつは、暖かい空気は上昇する習性があるため、2階に熱が溜まりやすくなります。

もうひとつは、太陽の日射が屋根にあたり、熱が屋根裏を通じて2階が暑くなるということです。

 

屋根の形状によっても熱の伝わり方が変わってきます。

陸屋根(フラット屋根)は、直接的に日射熱が部屋に入ってくるため2階が暑くなりやすいです。

対して勾配屋根は、屋根と天井の間に屋根裏空間があるため、熱の到達を多少和らげる効果があります。

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暑さ対策

暑さを極力和らげる対策法をいくつかご紹介します。

 

天窓を設ける

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(引用元:http://tac.cocolog-nifty.com/photos/homepic/e9bs9205.html

 

もっとも有効な方法としては、天窓(トップライト)をつくることです。

暖かい空気が上昇するという特性を利用して、2階にこもった熱を天窓から逃がします。

天窓までの風の流れをつくれば、より効果的に空気の入れ替えができて、2階の暑さを和らげることが可能です。

 

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(出典:https://www.ykkap.co.jp/

 

天窓を開閉したい場合は、電動タイプが非常に便利です。

レインセンサーが搭載されている仕様であれば、雨が降ってきたら自動で閉まってくれるので、急な天気の変化にも安心です。

 

風の通り道をつくる

天窓がつくれない場合は、窓からこもった熱を排出する方法をとります。

窓は向かい合わせたりと、風の通り道をつくることがコツです。

また風の入り口の窓は小さくして、出口の窓を全開するなど大きくとると、小さい窓から勢いよく風が流れるため効果的に換気することができるのです。

 

西側の窓は極力避ける

外気の熱の多くは、窓を通して部屋の中に入ってきます。

とくに夕方にかけての西日は強烈なため、西側に窓があるとそこから熱が入って室温をあげてしまいます。

西側には必要以上に大きな窓をつくらないことが対策にもなります。

 

すだれ・カーテン

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日本人は昔から『すだれ』で日よけして夏の暑さをしのいできました。

日差しを抑えながら風通しができるため、現在でも暑さ対策として活用している家庭は多いと思います。

すだれは使用する前に水をかけると、室内に入る風を2℃も下げることができます。

 

「すだれはちょっと...」という場合には、遮熱カーテンがオススメです。

太陽光をしっかりブロックして、部屋が暑くなるのを抑えてくれます。

遮熱レースカーテンというものもあるので、遮熱しながらも部屋が暗くならないのが良いですね。