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たったこれだけ!住宅展示場の見学で大切な3つのポイント

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家を建てようと思い立ったとき、情報収集のためまずは住宅展示場に行ってみようという方が多いと思います。

現役住宅営業マンの私は、そうやって展示場に来たお客様を日々ご案内していますが、みなさん緊張されているのか、かなり遠慮気味で上手に見学できてないと感じます。

せっかく足を運んだのに遠慮して、目的なく「すごいな〜。」とただ見ているだけでしたら非常にもったないです。

住宅展示場は基本的に豪華な造りになっていることが多いですが、あなたが家を建てる時に参考になる部分がたくさんあるのです。

本記事では、展示場を初めて見学する方や、どのように見たら良いかわからない方に向けて、住宅展示場の見学のポイントをご説明します!

 

 

体感してみる

モデルハウスは、優秀な設計士が一棟一棟こだわって考え抜いた、さまざまな工夫がなされた間取りになっています。

例えばリビングに開放感溢れる大きな吹抜け空間があれば、まずはそこに座ってみるという体感だけでさまざまな発見があります。

 

  • 「明るくて開放的ですごく気持いい。やっぱり吹き抜けは欲しいな!」
  • 「2階の子ども部屋に小窓をつけたらコミュニケーションが取れるね!」
  • 「吹き抜けはなんだか落ち着かない。私たちは天井があるほうが良いね。」

 

など、ひとによってその空間の感じ方もさまざまです。

「座ってみる」というアクションのほか、「開けてみる」とか「触ってみる」など体感をしてみることで、気づくことがあったり記憶にもよく残ります。

 

・和室の掘りごたつに座ってみる

 →「親戚が集まった時にほっこりできるし、コタツ布団もいらないな。」

 

・大きな窓を開け閉めしてみる。

 →「開放的でいいけど、窓が重たくて開け閉めしにくい。」

 →「窓を閉めていると外の音が全然聞こえない。遮音性が高いからかな。」

 

・収納の扉を開けてみる

 →「玄関の近くにこんな収納があれば、帰宅後すぐコートやカバンを収納できるね」

 →「キッチンの近くにこんな収納庫があれば便利!」

 →「洗面室にこれだけ収納があれば、下着類やタオルも全て収納できそう!」

 

親切な営業マンなら収納の中を開けて見せてくれたりと、何も言わなくても体感を促してくれますが、大抵はあながた自ら開けないと見るようなこともありません。 

ぜひ積極的に体感をしてみて、家づくりのヒントを見つけましょう!  

自分が住むという目線で

『展示場は広すぎて現実離れしているので参考にならない』

こんな意見を聞くことがよくあります。

たしかに一般的な広さの家を考えている人にとって、30畳以上の広々としたLDKを見ても、実際に建てる規模のLDKの広さのイメージはつきにくいと思います。

しかしこの『広すぎる』という住宅展示場と自分の理想のギャップが、あなたに気づきを与える大事なポイントなのです。 

そのギャップは、あなたが『もしこの展示場に住むなら』という目線で見ることで生み出されます。

例えばキッチンに立って、そこで料理をしているイメージをしてみてください。

 

  • 『オープンキッチンは開放的でいいけど、リビングから手元が見えすぎて嫌だな。』
  • 『夕食の準備をしながらテレビを見たいのに、キッチンからテレビが見えない。』
  • 『キッチンの高さが合わない。90cmでは小柄な私には高すぎて使いにくい。』
  • 『キッチンと食器棚との距離が広すぎて使いにくい。1mくらいがベストかな。』

 

と、感じることや気づくことがたくさんあるはずなので、その気づきを必ずメモに残しておきましょう。

洗面室、浴室、寝室、ウォークインクローゼット、バルコニーなども同様に、自分が住むことをイメージするだけで色んなことを感じるはずです。

実際に間取りを検討する際には、メモも立派な要望書になっているはずなので、しっかり内容を設計士に伝えることで失敗の少ない家づくりに一歩前進です。

 

営業マンと会話してみる

住宅展示場にいくと営業マンに売り込まれる、と警戒心を抱かれている方がいらっしゃいます。

お気持ちはよーく分かるのですが、こちらの質問や問いかけにもまともに答えていただけない方には、残念だなと感じます。 

営業マンの立場からすると、展示場に来られるお客様が今の住まいでどんなお困りごとがあって、その困りごとを解決できるアドバイスがなにかできないか、ということを真剣に考えています。 

家なんて1日や1週間などそうそう売れるものでもないので、『売り込む』より『お客様の信頼を得る』ということが大事だと営業マンは考えています。

売り込まれるのが嫌なのであれば、『将来の参考に見に来ただけ』など言えばしつこい営業をされることは少ないでしょう。

やはり営業マンと会話することで得られる知識は、インターネットで得られる知識とは比べものにならないくらい参考になります。

わたしもネットには載せることができないような情報や知識も、目の前にいるお客様のためにはもったいぶらずに話します。 

気になることや知りたい情報など、積極的に営業マンには質問してみましょう。

あなたの質問にも『的確に分かりやすく答えることができる』営業マンは、知識や経験が豊富で、あなたの家づくりの成功に貢献してくれることでしょう。

反対に『質問に対して歯切れの悪い回答や知識不足』の営業マンは、あなたの家づくりのパートナーとしては不安が残り、さまざまな失敗やトラブルに見舞われる可能性があります。 

これも積極的に営業マンと質問や会話を繰り返すことで見極めることができるのです。

 

まとめ 

注文住宅を建てるなら、ひとつでも多くのモデルハウス見学をオススメします。

「あの展示場のリビングがすごく落ち着いていてよかった!」とか、「この展示場の水まわり動線は絶対取り入れたい!」と 家族それぞれ感じ方や意見が異なります。 

そんなみんなの意見を集約しながら家づくりを進めると、満足のできる新築一戸建てができるのではないでしょうか。

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