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【トヨタホーム】の特徴と評判は?住宅営業マンが徹底解説します!

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トヨタホーム株式会社は、もともとはトヨタ自動車の住宅部門でしたが、2003年に住宅販売の専門として独立をした会社です。 

トヨタ自動車の本社がある愛知県では、トヨタホームのシェアはNo.1で売り上げ全体の30%をこの愛知県が占めています。

自動車製造で培った技術力を生かした家づくりを行っていて、工場生産率はなんと85%にものぼり、高品質・高効率化を実現しています。

そんなトヨタホームの特徴や評判を、ハウスメーカー現役住宅営業マンの私が分かりやすく解説します!

 

 

トヨタホームの特徴

鉄骨ラーメン構造

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(引用:トヨタホームHP)

 

鉄を知り尽くしたトヨタの鉄骨構造が特徴のひとつです。

戦後の焼け野原を見たトヨタ自動車創業者の豊田喜一郎が『木や紙でつくった燃える家はダメだ。』という考えを継承し、トヨタホームでは鉄骨を構造の基本としています。 

125mmの太い柱と強靭な梁で構成された鉄骨ラーメンユニットが、地震の揺れを竹のようにしならせながら逃がしていきます。

さらに外力が集中的にかかる梁の接合部には、変形防止プレート(ダイアフラム)が内臓されていて、変形防止プレートがない場合と比べて35倍もの強度があるため、横からの地震力に対しても変形を防ぐことができます。 

鉄骨ユニットの連結部は、強靭な梁を補強することで柱を有しない大空間を確保することができます。 

その広さは最大35畳、吹き抜けなど上下の空間もうまく取り入れると、大空間かつ大開放の間取りを実現することも可能です。

 

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耐震性能

強靭なユニットで構成される「パワースケルトン」と、独自の制振システム「T4システム」を組み合わせることで大地震にだけでなく、繰り返す余震にも耐え続ける構造となっています。

自動車のショック吸収技術を応用し、高粘性シリコーンオイル部分で地震エネルギーを吸収。

建物の変形量を20〜70%軽減させることが可能です。

「T4システム」は100年相当の耐久性があり、約50万円のオプション仕様となり実際の採用数はさほど多くないようです。

 

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またトヨタホームでも実験施設で実大住宅振動実験を行っています。

実験では震度6以上の大地震17回を含むトータル90回もの様々な地震波で揺らし続けましたが、構造体の損傷は一切なく地震後も安心して暮らしていけることがこの実験で実証されました。

 


【トヨタホーム】耐震実験動画

 

60年保証制度

車などとは違い家は永く住まい続けるために保証制度は手厚いに越したことはありません。

トヨタホームは自動車製造の技術・自信があり、業界随一「60年保証制度」を大々的に打ち出しています。

 

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(引用:トヨタホームHP) 

 

しかし、この60年保証制度とは「初期保証 + 保証延長」の合算期間になります。

保証延長を受けるためには、契約したトヨタホーム売店が実施する定期的な点検とメンテナンス・補修が必要な旨がホームページにも明記されています。

無条件で60年間保証されるわけではなく、メンテナンスでお金を掛けることで初めて保証が延長されるという訳です。

トヨタホームの営業マンは初期保証の話をせず、60年間長期保証を強くアピールしてくるため注意が必要です。

実質の初期保証は、構造体30年・基礎30年・屋根20年・外壁20年・床20年・雨水の侵入防止部分15年・虫害(シロアリ)10年・付帯設備5年となります。

初期保証も長い期間となっているため比較的安心できる内容ではないでしょうか。

 

外装材

トヨタホームの外装材は、ニューセラミックウォール(サイディング)が標準仕様になります。

HDセラコートという高耐候塗装が施されており、劣化促進の実験結果では30年相当経過しても色あせが少なく、高い耐久性があることが実証されています。

ただし塗装に関しては、地域や環境によって劣化速度も異なるため目安にはなりますが、最低30年目で再塗装が必要です。

 

ジオデュアルトップ

表面に自動車技術を応用した2層のカラー塗装の『ジオデュアルトップ』という塗装仕もあり、外壁の凸凹感がさらに強調されて陰影がついた表情豊かなデザインとすることができます。 

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(引用:トヨタホームHP)

 

多彩塗装はトヨタホームオリジナルで住宅業界でも初めて採用する塗装のようです。

ジオデュアルトップのオプション価格については現在調査中です。

 

ナノ親水タイル

オプションでLIXIL製ナノ親水タイルを外壁に貼ることができます。

全面貼りではなくサイディングに部分貼りというパターンがほとんどです。

ナノ親水タイルは表面の水分子の膜により汚れがつきにくく、雨で汚れを落としてくれる今人気の外装材です。

再塗装などメンテナンスフリーであることもメリットのひとつです。

 

《ナノ親水タイルを採用している主なハウスメーカー

ダイワハウスセキスイハイムパナソニックホームズ、住友林業など

 

換気・空調システム

トヨタホームの換気システムは、最も一般的な第3種換気システムです。

浴室やトレイの換気扇により室内の汚れた空気、湿気、臭気などを排出し、部屋の中に設けられた給気口から外気を直接取り入れます。

加えてオプションでは、全館空調システムが用意されています。

 

全館空調システム「スマート・エアーズ」

トヨタホームのオリジナル全館空調システム(デンソー製)は、中高級商品に標準仕様となっており、採用率は約25%程度です。

 

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(引用:http://www.toyotahome.co.jp/smartairs/about/

 

家の中の温度差を抑え、1年中快適に過ごすことができるのが全館空調システムです。

スマート・エアーズの特徴は、スマートフォンをHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)と連携させることで、外出先から空調を操作することができることです。

長時間の外出時は空調を停止しておいても、帰宅時間までに空調を作動させれば帰宅時には快適な室内空間をつくることが可能になります。

年間の冷暖房費は64,000円。月々平均すると5,333円。

ガス温水床暖房+ルームエアコンの冷暖房費と比べて、年間15,000円も安くなるという試算がされています。

 

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あなたの生活パターンに合わせて空調をコントロールする「スケジュール運転」を上手に使うことで、冷暖房費を抑えながらも快適にお住まいになれます。

 

トヨタホームの評判

自動車メーカーのイメージが強いトヨタホームでは技術や品質といったハード面での評価が高いですが、インテリアや設計・デザイン力といったソフト面はやや力不足という声もあります。 

トヨタホームは基本寸法を1mとするメーターモジュールを採用していますが、50cmピッチの最小モジュールになるため設計自由度も決して高くはありません。

しかし価格面では坪単価60〜70万円程と、鉄骨系大手他社メーカーよりも比較的価格は抑えられているため、鉄骨で建てたいけれど予算が厳しい場合には、トヨタホームを検討のひとつに入れられてはいかがでしょうか。

 

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