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やっぱり理想は平屋!新築一戸建てを平屋にする5つの理由

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あなたは『平屋』の家に対してどんなイメージを持っていますか?


平屋といえば、子供が成長し巣立っていったあとの夫婦ふたりの住まいとしてご相談を受けることが多いのですが、最近では意外にも20代や30代の若いご家族にも人気があります。


昔の家は30年も経てば古くなって建て替えることが多いですが、今の新築は50年・100年と長持ちする家が増えているため、歳をとった先のことまで考えて家を建てる人が増えています。


今回は、日本古来の伝統建築である平屋建て住宅の魅力について考えたいと思います。

平屋のよいところ

平屋は比較的敷地がゆったりしていないと建てることができません。

大人の余裕を感じる平屋には、2階建て3階建てにはない魅力的なところがたくさんあります。

そんな平屋のよいところ5選を紹介していきましょう!

1.ワンフロアでフラットな動線

空間がひとつのフロアにまとまっている平屋は、洗濯物を干すのに階段を昇る必要がないですし、掃除などの家事もワンフロアで楽チンです。


リビングなどのくつろぎの空間から洗面室や寝室へも短い動線で移動ができるためカラダへの負担も軽くできます。


外構でスロープを設けたり、家の中の段差をなくすことで車椅子での生活も自由度が高くなります。

2.階段や廊下がいらない

平屋で階段は当然ながら不要ですし、廊下も間取りによってはほとんどなくすことができます。


2階建てであれば通常必要な階段や廊下は、最低でも2〜3坪ものスペースを取ることになりますが、平屋ではそういった無駄なスペースを極力抑えることが可能です。

3.構造面で有利

建物自体の高さが高くなるほど、地震エネルギーを受ける量や台風などの強風が当たる面積が大きくなります。


そのため高さが抑えられる平屋は、2階建てや3階建てに比べると耐震性や耐風性に優れています。

4.家族の気配を感じることができる

リビングを中心とした間取りが多いため、家族の気配を感じたりコミュニケーションを取りやすくなります。


子供が外から家に帰ってきてすぐ自分の部屋にこもる、ということも自然に防ぐことが可能です。

5.メンテナンス費用を抑えることができる

外壁や屋根のメンテナンスをするとき、足場の高さや量が、2階・3階建てと比べて圧倒的に少なくて済むので結果的にメンテナンス費用が安くなります。


20年後、30年後と長い目で見ると、そのメリットはどんどん大きなものとなります。

平屋の注意点

様々なメリットのある平屋ですが、いくつか注意しないといけないポイントがあります。

1.太陽光発電の反射問題

平屋に太陽光発電システムを搭載する際に、太陽光がパネルに当たって反射する光の影響を考慮しなければなりません。


屋根の角度や近隣住宅の窓の位置によっては、反射した光が眩しいとクレームが起きる可能性があります。


2階建てであれば屋根面は高いとこにあるため反射の影響は少ないですが、平屋は屋根面が近隣の2階建てより低いため反射の影響を受けます。


メーカーなどで太陽光パネルの反射光シミュレーションができるので、平屋で太陽光発電を設置する際は一度シミュレーションすることをオススメします。

2.2階建てより割高?

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上の図を見ていただくと同じ30坪でも平屋と2階建てであれば基礎の面積が平屋の方が大きくなります。


建築費で基礎工事が占める割合が大きいため、平屋のように基礎面積が大きければ割高になる可能性が高くなります。


しかし、平屋のメリット面で記載した通り、足場が少なく済むことや階段・廊下を極力減らせること、またメンテナンス費用が比較的抑えることができることなど総合的に判断するとデメリットにはなり得ないかもしれませんね。

まとめ

平屋はどんなライフステージにも対応できる理想の家のカタチだと私は思っています。


ただある程度の敷地の広さを要するため誰でも実現することができるわけではございません。


しかし平屋を建てられたお客様の満足度は非常に高い場合が多いです。


長い目で見たときメリットが大きい平屋を是非検討してみてください。